ご無沙汰です。RAYです。
昨年12月に始めたこのブログ。今回で何と記念すべき10回目です!毎月一回は更新していたのだけど、7月に一回も書けずに穴が空いてしまったのが唯一の心残りではありますが、元々寝られない夜の憂さ晴らしで始めたものがとりあえず3日坊主で終わってないのは僕にとって文章を書くことが数少ない趣味の一つだってことの証明になった気がします。
趣味は大切だと思います。良い逃げ場になるから。僕も思い返せばこのブログであんまりバンドのことについて書いてないです。
4月に今のメンバーになってから始めてリリースした新曲「Daywalker」を発表したときも、伝えたいものがすごく多くて胸に情熱的なものが渦巻いていたにもかかわらず、何にも「Daywalker」について書いてないです笑
どうなんでしょう。ライブで熱っぽく自分の子供のように曲について語るわりには、ここで書く気にはならない。(気になっている方はライブに実際来てもらえれば、僕があなたに背景含め「Daywalker」を全て伝えます!)
でも、あえて憂さ晴らしとか趣味とか割り切って始めたブログが実は規則正しい生活に目覚めた(というかそれを余儀なくされてる環境に身を置いた、、)今も続いているということは、140字で伝えるには瞬発力のない僕が思ってることを伝える1ツールとして利用しているということにはなります。「書かないとおかしくなりそう」「外の世界とバランスが取れない」等々少し危ないモチベーションが僕を作曲と掻き立てるのですが、このブログも原点は多分同じです。何か書かないとおかしくなりそう、、みたいな。
だから本気ですね。このブログにおいても。僕は何事においても。うん。QED。
前置きが長くなりましたが、今回は趣向を変えて、その僕のNOHALAのこれからについてです。
先日発表しました2大ニュース。
まずはEP発売決定!!
ジャケットもシンプルでイカしてるでしょう。トラックリストを見た人の中で昔から僕の音楽活動を気にかけてくれている方々はお気づきかもしれません。そう、このEPは再録集です。
去年の今頃、新しくギターひさくんとベースノラを迎えてスタジオで曲やってた頃。2人ともJACKASS時代の曲(僕が昔やっていたバンド。曲のNOHALAもその頃からあったので、前身バンド的存在ですね)をもっとやってもいいんじゃないかと言ってくれて、堀田もやろうぜってなって。「いいんすか、、?」みたいになって。しかもひさくんに関しては、JACKASS時代の曲の方が好きと言うし笑
ライブでも結構好評で、、これはリリースして昔から聴いてくれていた人に僕の成長と、メンバーチェンジによる楽器のアレンジの変化。今のNOHALAでのレシピを楽しんでもらい、最近NOHALAを知った人には僕らの「代表曲群」として認知してもらうしかない!という流れに至りました。メンバーのおかげです。感謝です。8/31から発売開始なのでお楽しみに。
もう一つのニュースはこれ!
8/1をもちましてRainbow 7 Recordsに加入致しました!Rainbow 7 RecordsはSEPTALUCKのボーカルFinさんが社長のレーベルです。僕のリスペクトするボーカリストの1人です。お誘いを頂いて決断した理由はそれに尽きます。
このブログでも色々書けるようにレーベルの一員としてしっかりやっていきたいです。宜しくお願いします。
9/6に府中フライトにてデビュー戦なるレーベルイベントがあるので是非!
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最後に今回リリースするEPのタイトルについて
「Lost Ship On a Smooth Sea」
意訳すると「穏やかな海に浮かぶ難破船」
同題名の曲もこのEPのために書き下ろして収録しています。
まず個人的な観点。ブログを始めてからの8ヶ月。僕の生活には変化がありました。
朝寝て夜起きるのをやめました。
現実逃避してきたことを認め、しっかりこの眼で今までやってきたことと、これからを見つめることにしました。色んなことを無駄にしたように思えるし、惨めな気持ちになることもあります。中退することも、しっかり通うことも出来なかった学校にフルで通って、勉強もしました。その中で興味を抱くことも一つや二つあって、何で今までそれに気づかなかったんだ。と虚しくなることもありましたが、感傷に浸る暇なんて無いことも悟りました。
この日本で自分を決して悲観的に見ずに本当に自分がやりたいように生きるしかないと感じました。
この醒めた気分。形は違えど、EPの曲を初めて書いた頃とそっくりに感じています。
例えばバンドマンが持つ。辛いって感情。厳しい生活。プレッシャー。それは僕としてはそんなもんアピールすべき代物じゃないと思う。それでもって続けていること。それをアピールし続けられれば良い。でもそれは決して簡単なことではない。辛いことは辛いんです。
これは皆も同じだと思います。別に日々命の危険と隣り合わせではないだろうし、食べるものがない訳でも決して無いとしても。辛いと思うんです。生きることは。
でも「仕事、学校が辛い、、」「死にたい、、」
なんて声に対する世間の声なんて
「じゃあやめちまえよ」「死ねば?」
それだけかもしれないです。
photo by reina(@_reinya_)
自分にとって嵐の遭難劇に思える日常も、周りから見ればのどかな海にポツンと浮かぶ小舟のようなものかもしれない。心無い言葉が行き交うかもしれない。でも、どんなのどかな海にも闘いはある。
昨日8/6は広島に原爆が落とされた日。そういうことがあったことを決して忘れてはならない。嵐が吹き荒れていたことを決して忘れてはならない。
でも、日々の小さな闘いも充分しんどいし、大変なんだろう。僕はいつも自分に対して穏やかな海に浮かぶ難破船のようなイメージがありました。自分で舵を取っていかなくてはならない。そういう厳しさは日々にあると思うんです。だから2年越しに昔の曲をしっかり前向いて歌いました。最初は自己満足に過ぎないと思われるかもしれない(応援してくれている人には響いていると胸張って言えます)でも、今こうして僕の周りにある小さな輪が大きくなり、いつか顔も知らない人の小さな救いになることを祈り。やっていきます。
少し例えがシリアスだったかもしれませんが、要するに少しでも大きくなって、「どうせ自分なんて、、」みたいなこと言ってるガキを蹴飛ばしてやりたいだけなんです笑
これからもNOHALAの応援宜しくお願いします!ではまた!
RAY