1996年のピンボール。

NOHALAのギタボ。RAYのブログ。

Lost Ship On a Smooth Sea

ご無沙汰です。RAYです。

昨年12月に始めたこのブログ。今回で何と記念すべき10回目です!毎月一回は更新していたのだけど、7月に一回も書けずに穴が空いてしまったのが唯一の心残りではありますが、元々寝られない夜の憂さ晴らしで始めたものがとりあえず3日坊主で終わってないのは僕にとって文章を書くことが数少ない趣味の一つだってことの証明になった気がします。

趣味は大切だと思います。良い逃げ場になるから。僕も思い返せばこのブログであんまりバンドのことについて書いてないです。

4月に今のメンバーになってから始めてリリースした新曲「Daywalker」を発表したときも、伝えたいものがすごく多くて胸に情熱的なものが渦巻いていたにもかかわらず、何にも「Daywalker」について書いてないです笑

どうなんでしょう。ライブで熱っぽく自分の子供のように曲について語るわりには、ここで書く気にはならない。(気になっている方はライブに実際来てもらえれば、僕があなたに背景含め「Daywalker」を全て伝えます!)

でも、あえて憂さ晴らしとか趣味とか割り切って始めたブログが実は規則正しい生活に目覚めた(というかそれを余儀なくされてる環境に身を置いた、、)今も続いているということは、140字で伝えるには瞬発力のない僕が思ってることを伝える1ツールとして利用しているということにはなります。「書かないとおかしくなりそう」「外の世界とバランスが取れない」等々少し危ないモチベーションが僕を作曲と掻き立てるのですが、このブログも原点は多分同じです。何か書かないとおかしくなりそう、、みたいな。

だから本気ですね。このブログにおいても。僕は何事においても。うん。QED

 

前置きが長くなりましたが、今回は趣向を変えて、その僕のNOHALAのこれからについてです。

先日発表しました2大ニュース。

まずはEP発売決定!!

NOHALA on Twitter: "🔥重大発表①🔥 【新譜】 『Lost Ship On A Smooth Sea』 8/31柏DOMeのライブより発売開始! Track ・Lost Ship On A Smooth Sea ・Xing ・Lost&Found ・Summertime 2019 ver ¥1000… https://t.co/RW0YksXvLg"

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ジャケットもシンプルでイカしてるでしょう。トラックリストを見た人の中で昔から僕の音楽活動を気にかけてくれている方々はお気づきかもしれません。そう、このEPは再録集です。

去年の今頃、新しくギターひさくんとベースノラを迎えてスタジオで曲やってた頃。2人ともJACKASS時代の曲(僕が昔やっていたバンド。曲のNOHALAもその頃からあったので、前身バンド的存在ですね)をもっとやってもいいんじゃないかと言ってくれて、堀田もやろうぜってなって。「いいんすか、、?」みたいになって。しかもひさくんに関しては、JACKASS時代の曲の方が好きと言うし笑

ライブでも結構好評で、、これはリリースして昔から聴いてくれていた人に僕の成長と、メンバーチェンジによる楽器のアレンジの変化。今のNOHALAでのレシピを楽しんでもらい、最近NOHALAを知った人には僕らの「代表曲群」として認知してもらうしかない!という流れに至りました。メンバーのおかげです。感謝です。8/31から発売開始なのでお楽しみに。

もう一つのニュースはこれ!

NOHALA on Twitter: "🎉重大発表②🎉 【レーベル加入決定】 8/1より新たにRAINBOW 7 RECORDS(@R7R_poppunk)に加入することが決定致しました! 今作をひっさげ9/6のレーベルイベントに挑みます! ご予約はHP又はDMにて📬 https://t.co/qMxPPRbUZn… https://t.co/UQe3Tq7ZP7"

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8/1をもちましてRainbow 7 Recordsに加入致しました!Rainbow 7 RecordsはSEPTALUCKのボーカルFinさんが社長のレーベルです。僕のリスペクトするボーカリストの1人です。お誘いを頂いて決断した理由はそれに尽きます。

このブログでも色々書けるようにレーベルの一員としてしっかりやっていきたいです。宜しくお願いします。

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9/6に府中フライトにてデビュー戦なるレーベルイベントがあるので是非!

NOHALA Official Home Page - NOHALA Official Home Page

 

最後に今回リリースするEPのタイトルについて

「Lost Ship On a Smooth Sea」

意訳すると「穏やかな海に浮かぶ難破船」

同題名の曲もこのEPのために書き下ろして収録しています。

まず個人的な観点。ブログを始めてからの8ヶ月。僕の生活には変化がありました。

朝寝て夜起きるのをやめました。

現実逃避してきたことを認め、しっかりこの眼で今までやってきたことと、これからを見つめることにしました。色んなことを無駄にしたように思えるし、惨めな気持ちになることもあります。中退することも、しっかり通うことも出来なかった学校にフルで通って、勉強もしました。その中で興味を抱くことも一つや二つあって、何で今までそれに気づかなかったんだ。と虚しくなることもありましたが、感傷に浸る暇なんて無いことも悟りました。

この日本で自分を決して悲観的に見ずに本当に自分がやりたいように生きるしかないと感じました。

この醒めた気分。形は違えど、EPの曲を初めて書いた頃とそっくりに感じています。

例えばバンドマンが持つ。辛いって感情。厳しい生活。プレッシャー。それは僕としてはそんなもんアピールすべき代物じゃないと思う。それでもって続けていること。それをアピールし続けられれば良い。でもそれは決して簡単なことではない。辛いことは辛いんです。

これは皆も同じだと思います。別に日々命の危険と隣り合わせではないだろうし、食べるものがない訳でも決して無いとしても。辛いと思うんです。生きることは。

でも「仕事、学校が辛い、、」「死にたい、、」

なんて声に対する世間の声なんて

「じゃあやめちまえよ」「死ねば?」

それだけかもしれないです。

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photo by reina(@_reinya_)

自分にとって嵐の遭難劇に思える日常も、周りから見ればのどかな海にポツンと浮かぶ小舟のようなものかもしれない。心無い言葉が行き交うかもしれない。でも、どんなのどかな海にも闘いはある。

昨日8/6は広島に原爆が落とされた日。そういうことがあったことを決して忘れてはならない。嵐が吹き荒れていたことを決して忘れてはならない。

でも、日々の小さな闘いも充分しんどいし、大変なんだろう。僕はいつも自分に対して穏やかな海に浮かぶ難破船のようなイメージがありました。自分で舵を取っていかなくてはならない。そういう厳しさは日々にあると思うんです。だから2年越しに昔の曲をしっかり前向いて歌いました。最初は自己満足に過ぎないと思われるかもしれない(応援してくれている人には響いていると胸張って言えます)でも、今こうして僕の周りにある小さな輪が大きくなり、いつか顔も知らない人の小さな救いになることを祈り。やっていきます。

少し例えがシリアスだったかもしれませんが、要するに少しでも大きくなって、「どうせ自分なんて、、」みたいなこと言ってるガキを蹴飛ばしてやりたいだけなんです笑

これからもNOHALAの応援宜しくお願いします!ではまた!

 

RAY

 

 

 

 

 

 

「拝啓十五の君へ」俺バージョン

RAYです。

最近エッセイがあまり思い浮かばないので、2回連続散らかりまくってる散文詩を掲載させていただきます。

 

「アンジェラアキ 〜拝啓十五の君へ〜俺バージョン」

 

なあ聞いてくれ。
まずは明るいニュース
俺はお前の思ってる以上にイケてる男になったと思う。
それなりに恋愛したし。
それなりにいい感じの男になったと思う。
楽しいことも沢山あったし
高校では全校生徒の前で思いっきりライブしたし
ワンマンライブなんてしたぜ。
CDも何枚か出したし
俺は作曲をする力も歌う力もしっかり持っていたんだ。
赤髪にも金髪にもアッシュにも
なんでも好きな髪色にした。
ちゃんと大学にも進学した。
未だにマラソンもできるしね。

 

でもな。
知らなくても良かったことを
たくさん知ってしまった気分なんだ。
どれだけ頑張っても
あの頃のお前に絶対勝てる気がしないんだ。
生まれて始めての絶望が
今では幸せに思えてしまうんだ。
お前。幸せだったんだぜ。
狭い世界にイライラしてて
いろんなところへ行ったよ。
でもな。
最高の土地は容赦のないくらい冷たい風の吹き荒れる
あの河原だったんだ。
今でも冬になると行くんだ。
お前に逢えると思ってな。
フーファイ思いっきり聴きながら。

 

今ちょこちょことしょぼい仕事しててさ。
今日その休憩中にお前のこと思い出したから
フーファイ聴いてるよ。
もっと頑張れる気がした。
ああ。幸せだよ。
これがお前の求めていた
クソ人生だ。

 

Foo Fighters - Everlong (Official Music Video) - YouTube

 

RAY

僕はギターソロを弾けないギタリストだ。

僕はギターソロを弾けないギタリストだ。

そして僕は全員嫌いだ。

 

昨晩お巡りさんに職質された。

「右手にスマホ。左手にタバコ。それで自転車。よしてくれよ、昭和のヤンキーじゃないんだから。君いくつ?」

「23です。」

「まだ学生さんか?これから薔薇色の人生だってのにしっかりしないとダメじゃないか」

「はい、すみません。」

 

よしてほしいのはこっちの方だ、お巡りさん。意地悪な冗談だ。

薔薇色の日々だったかなんて歳食ってからしか分からない。言葉で分かってても、理屈で分かってても、まだ僕には分かりっこない。虫ケラにも悩みはある。

 

僕は倉庫で働いている。アルバイトで必要以上に人と関わりたくないから。

休憩中。倉庫のおっさんが寄ってくる。

職場の愚痴とパチンコの話。いつも通りのドン底にいる妙な安心感。

「君いくつだ?」

「23です。」

「もしかしてバンドやってるの?」

「まあ、やってますね。」

「私も昔メロコアやっててね。若いうちは好きなことやった方が良いに決まってる。男の子なんだからやんちゃなくらいが丁度いいんだ。今が一番楽しいだろう?」

「はは。そうっすね。」

 

19か20の夏に書いた曲。

「行き止まりの夏。悪酔いを抱えて。夜の海岸に立つ。風の歌を聴こうとした。」

大好きな村上春樹の小説の題名から盛大にモジった。

まだ若さすら分からなかっただろう僕が若さゆえの閉塞感に憧れて書き殴った。

 

それから数年。

未だに大切にその曲を歌っている。

そしてまた行き止まりの夏がやってくる。

 

もう一つ春樹の小説から大好きなフレーズを盛大にモジる。

 

「話せば長いことだが、僕は23歳になる。まだ充分に若くはあるが、以前ほど若くはない。もしそれが気に入らなければ、日曜の朝に109ビルの屋上から飛び下りる以外に手はない。」

 

今なら昔よりは真顔で言っても格好つくかもしれない(絶対に寒い)。

でもこれは本当に一瞬。一瞬しか許されない残酷なセリフだ。

 

でも。

満たされないことは何よりも幸せだ。遠い目をして他人に説教せずに済むから。

 

 

 

 

ギターソロについて。

昔ギターを始めたての頃。ギターを習っていた。講師はプログレオタクの中年。僕はセックスピストルズのステッカーを貼った多分一万円くらいのストラトを持っていた。

 

最悪の組み合わせだ。梅干しとウナギくらい。

 

初対面で講師はステッカーを指差して、

「私も昔はそれ。耳が破けるほど聴いたよ。でも知っていたかい?楽器のレコーディングは全部替え玉。雇われのハードロックミュージシャンがしっかり弾いてるのさ。」

 

講師はとても良い人だった。どうしようもなく偏屈なところを除けば。

教え方もお世辞にも上手いとは言えなかった。ただ、黙って聞けと言ってから気持ちよさように弾くフレーズを聴かされるだけ。

何となく悔しいから練習した。

多少は上手くなった。彼のおかげでジャズのコードも多少は弾ける。でもギターソロだけは手がつかなかった。

 

「君のソロには歌心がないよ。本当に上手くなりたいという気概を感じない。」

 

Anarchy In The UKのイントロ。掻き鳴らされるパワーコード。初めて聴いた時から自分には世界中の何処を探してもそれを超すギターサウンドが見つからないように思えた。

 

仲は悪くないからレッスンを終えたら2人でハードオフのオーディオコーナーにあるコーヒーをせびりに行った。

講師のおじさんのマシンガントーク

政治の悪口。宗教の悪口。小津安二郎の映画の何が素晴らしいか。

一字一句漏らさず聞いている。フリをしていた。

「君のような若者には、社会のために歌ってほしいんだ。これから世界が秋元に征服されないように。」

「そんなに技術を拒むのならACDCだけはしっかり聴きなさい。それに君はパンクだろう。パンクは琵琶法師だ。社会を勉強しないとダメだ。」

 

いつもそう言われた。

申し訳ないが、今も新聞は読まないし。社会に向けて書いた歌はいつも空回りする。小さな小さなスケールでの自分とそれ以外。いつもそんな曲ばかり書いてる。

 

気休めにライブの転換で音出しする際はACDCのBack In Blackを弾いてる。

彼は何となく僕の理解者だった気がするから。

 

一回ライブにも呼んで見てもらった。

アドバイスを聞こうとしたらただ一言。

「ライブなんてイェ〜イってやればいいんだよ。そんなことよりも私にはあそこは若すぎたなあ、、もっと酒が美味ければねぇ」

 

前言撤回。嫌いだ。 

 

RAY

 

AC/DC - Back In Black (Official Music Video) - YouTube 

 

The Sex Pistols - Anarchy In The U.K (official video) - YouTube

 

https://www.amazon.co.jp/風の歌を聴け-講談社文庫-村上-春樹/dp/4062748703

 

 

 

 

STUDS

TAKUさん。松本さん。ご家族の方々。そして親友。関係者の方々やファンの皆さん。たくさんの人がARATAさんの訃報に悲しんでいる中。本当に自分勝手ですが、今の心の内をブログにどうしても書きたくなりました。

  

初めて対バンさせて頂いてからたった1年。たった1年なのに、こんなにショックなのは人生で初めてでした。

 

ARATAさんのことは勝手に兄貴だと思ってました。

1人のバンドマンとして尊敬するバンド。バンドマンについて発信させて頂きたいです。 

 

初めて対バンしたのは2018年4月22日。

まだ旧体制のNOHALAだった頃。

打ち上げの乾杯時。フーファイの話でホッタと勝手に盛り上がっていたところをTAKUさんに叱られたのを覚えています。ライブが良いと思ったから叱ったと言われ。気が引き締まりました。ありがとうございます。

 

その日。ARATAさんはメギラヲのケンさんたちと俺らと朝まで飲んでくれました。

何でそんなに気に入ってくれたのか分からないくらい、その日からライブに誘って頂いたり、逆に来てもらったり仲良くしてくれました。

 

俺らの企画ではぶっちぎりでかましてもらい。2人のメンバーチェンジでピンチに陥っていたNOHALAを応援してくれました。

 

去年の夏。渋谷でケンさんのサポートするバンドを観に来ていたARATAさんとバッタリ会い。

渋谷の路上で一緒に飲みました。

その時俺にしてくれた話を俺は一生忘れません。

昔グッフォーの企画をバックれたこと。

メンバーとケンカしたときのこと。

ツアーで月20本以上のライブをやり通した話。

昔付き合ってた女に刺された話、、汗

ここでは言えないヤンチャな話、、汗

メンバーの松本さん。TAKUさんについて。

何故今までずっとSTUDSでやってこれたのか。

 

俺のようなガキと目線を合わせてくれたのか、はたまた最強のピーターパンなのか。昔の姿を俺が呼び醒ませたのか。。彼の話はたしかに経験が産む深みがあるのに何故か、その夜はいつも通り。果てしない野望を抱えた同士と渋谷のドブネズミのように過ごす時間でした。

どんな冒険家の冒険談よりも。ワクワクさせられました。

現実味のない夢のようなものが少しだけ目標に変わって見えました。

 

棺に花を添えるのは自分のじいちゃん以来でしたが、何故か無性に悔しかったです。

こんな箱に詰められるんじゃねえぞって。

「れいちん、俺はもう寝るんだよ」って言ってくるかもしれないけれど。可能なら叩き起こしてやりたかった。

本当に自分勝手な憤りだけど。

 

出会ってから丁度一年ほど前の昨日。

NOHALAは厚木サンダースネークでライブでした。前日はバカ騒ぎして。バカ飲みして。ARATAさんのことを一瞬忘れられたけど、結局残ったのは二日酔いとガラガラの喉だけでした。

去年と同じステージで、最後の曲NOHALAをぽっかり空いた最前のスペースにARATAさんを見つけて歌いました。金をとって演奏するバンドマン失格のコンディションだったけど、少しだけ上手く歌えました。お客さんがハコが少しだけ呼応してくれた気がしました。

本当に昨日ライブができてよかった。

本当に楽しかった。

 

TAKUさんのブログにある通り。STUDSは残り4本のライブで最後の予定となっています。

STUDSから大切なお知らせです | TAKUの前向き人生

これを読んで気になった人。また元々STUDSのことを知っていて観たい!と思っている人は都合をつけて絶対行くべきです。発信するとは言いましたが。ここではなくてライブで、生でSTUDSの魅力を皆さんに記憶してほしいです。

俺も行くので話しかけて貰えると嬉しいです。曲が気になった方のために俺の大好きな曲を貼っておきます。

Lose indiesmusic.com

 

Dream STUDS"DREAM" Official Music Video - YouTube

 

最後に、この場を借りてお礼を言わせて頂きたいです。

 あなたのような熱く。そしてそれを一切感じさせないほど飄々としている男に俺はなりたいです。これからも俺らの動向もたまーに見ていてもらえると嬉しいです。あなたの存在は俺の音楽の一部にしっかり残っているから。

本当にありがとうございました。

これが1番俺とARATAさんぽいかなと思った写真です、、笑

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RAY

 

クズの逆トーナメント戦。

RAYです。最近は更新の頻度が遅いのでついにインプットが大切だと本業の作曲も勿論のこと感じています。このブログのメインテーマになってる自叙伝的内容も食傷気味だし。。

しかし人生のインプットは騒がしい限りで、毎日何らかで揉め事が起きてる気がします。決して喜ばしいことではないけど、このイザコザが終わった後どんな言葉が僕の手元に残っているだろうと、心の何処かで胸騒ぎがします。というか、そういうメンタルに調教されてしまいました。

自称トラブル体質なので。普通の人よりはチョロチョロ動き回ってます。この前ある人に「今までどうやって生き延びてきたのか疑問でしかない」と言われました。まあ、トラブル体質の人間が生きていくコツはひたすら他人に甘えることですね。それと同時に自分の芯は死んでも曲げないことです。そう。性格悪く生きていかねばしんどいっす。この浮世は。

そんなこんな捻くれ者人生でもやはり、僕なんか凌駕するやべえ奴って掃いて捨てるほどいるものです。

性格の悪さ、金のだらしなさ、時間のだらしなさ。酒。顔、、色々やべえ奴にもジャンルはあれど、僕は陽気なクズは大好きです。ある程度ポカされてもまあ許してやれるし、見てて退屈しないから。

この前、英会話の授業の再履修に渋々通ってた時に同じクラスだったタメのやべえ奴(大4の代で渋々1年の必修取りに行く時点で既にふるいにかけられ、特別な事情の人を差し引けば僕含めまともな奴はまずいない)はオーストラリアに留学に行ったのに、喋るのが億劫すぎて必要最低限以上の外出はせず、ずっとホストファミリーの家で引きこもってたらしいです。唯一話せるようになった英語はホストファミリーに引きこもる言い訳で使う「僕もう眠いんだ」だけだったそう。。

「でも家でずっとホストファミリーの猫と遊んでたから、猫とは話せるようになったよね」と最後に笑いながら言う彼を見て僕は、「こいつ。。本物だ、、!!」と戦慄しました。パーフェクト陽気クズだ!!この手の陽気クズは実は頭がいいので、最後にウィットに富んだ冗談をあたかもジャブのようにかましてくるのです。そして何よりも全身から溢れる余裕と余計なプライドを全て捨て去った自然体。「俺はまあ許されるっしょ」的な原因不明の特権意識。かっけー、、。

「こいつできる。。」僕は確信したので昼休みに飲みに誘い、何杯かかまして2人で肩を組み爆笑しながら教室へ、、周りの「こいつらまさか。やりやがったな、、!」という視線。僕は授業途中で気持ちよくウトウトしてたけど、彼に関しては英会話の先生とマンツーマンで喋るハメに。。何言ってんのかマジわかんねえって顔で笑いながらずっとイエス、オーイエス!って言ってました。

ファッキンカオス、、汗

それからの1週間。気が向いたら午後の授業は日によっては普段よりかは幾分ハイテンションで受けていたかな、、?

 

有名な話に働きアリの法則なるものがありますね。巣の中の働きアリは2.3割くらいは実は怠けていて。怠けアリだけ集めて巣を作ったら今度は、その中の8割は途端に働き出すという話。

雑学で小耳に挟んだ程度なので、科学的なエビデンスは実際どうなのか分からないですが、もし本当だとしたら。「それ分かるわ」ってなります。学術論文ではないのでその辺はご容赦を。

 

この下に向かっていくトーナメント戦のようなアリ界の縮図は人の世も同じ。怠け者達が更に怠けてる者を叩く。ブルーハーツの歌詞みたいだけど、そりゃそうだ。巣の存続が懸かってきたら流石に焦る。今まで何とかなるっしょマインドで生きてきた者がいきなり力を発揮し始め、他の働かない者を指摘する。となると、「うわみんな頑張ってるしなぁ、、」という同調圧力の元、オセロのように怠け者は働き者に。そんな中でも動じない、「決して俺は働かねえ」という気持ちを持ち続けるある意味強者のみが勝ち残り、トーナメントは下へ下へと潜っていく。僕は一般的に見れば多少はその逆トーナメント戦への参加資格保有者かもしれないけれど、行けて第二予選止まりかと思います。。世の中下には下が、、いや、敬意を表して上には上がいると敢えて言わせて頂きたい。。本物のクズは天才にしか到達し得ない域なのです。有名な話で言えば、ヒモは少しでも就労意欲などの努力を見せると捨てられるというもの。一切の努力をしないのも逆にキツイですよね。これは世の中のスポーツや勉強にも等しい。苦とも思わずに突き進める者がトップになる。

 

僕の定義する「本物のやべえ奴」について簡単にまとめるとこんな感じ。

①決して自分を大きく見せようとしないし卑下もしない。

②確固たる自分の世界観があり。それ以外の社会的観点に興味がない。

③最早自分こそスタンダードだと本気で思っている。

 

まず、①について。

よくいる半端者に多いのが、男の女自慢。露悪的厨二病

例えば、「俺は実は〜股してるんだせ」とか。「不倫は文化」とか()

とにかく遊んでるアピール。これはいけない。何故ならそれはただの自分が何人も同時に付き合えるキャパを保有してて、しかもモテるという男特有の本能的な優位性のマウントの取り合いだから。むしろ健康体ということでアウト。女性に置き換えたら、「私は恋愛がクズで理想が高すぎるのかも。。この前デートした〜(学歴や職種、スペック)の〜歳が〜(大体一回り上)実はイマイチで、、」みたいな。そこら辺のちょづいてる女子大生(今日の僕は口が悪いです)みたいな。これも本能的な自己魅力アピール活動。全然アウトですね。

逆に卑下するのは「自称コミュ症」みたいなやつ。予めそう言っておけば、あまり話さなかったことの言い訳にできるという素晴らしい日本の文化なのでアウト。相手を敬って謙譲したり、余計な接触を避ける精神が見え見えです。いえ、大切なことですが。。本物でいるには、プライドもマナーもない。本当の自然体であることが必須であると僕は考えています。

 

②に関しては、①よりも難しい壁になります。誰もが多少は金や名声が欲しい。でも逆に金や名声だけでなく幸せな家庭や生活。上手くバランスがとりたい。こんな感じで生きたいはずです。

でもそんなバランス関係なしに一つの欲求に向かい突き進む者や、上記した全てに興味が無く。本当に無の境地にいる者のみに②が当てはまります。

 

③はとにかく普通の人間が感じるような罪悪感の麻痺。僕の敬愛するリリーフランキーが無職時代についてそのように語っていました。参考までに、、

https://www.google.co.jp/amp/s/dot.asahi.com/amp/dot/2018062700048.html

まあ。何が普通なのかなんて本当には皆分からないものだけれど。

 

という感じで。本物のやべえ奴ってなろうとしても中々なれないもの。

人によっては憧れを持つことだってあるでしょう。僕もその1人。憧れというよりも好奇心。

少し前。僕の界隈で少し話題になったシリアルキラー(連続殺人鬼)の絵画展。行ったんです。あの手の人間は大体芸術に優れていて、すごい絵を描くと言われているので、一体どんなやばい絵があるだろうと思って。

そしたら意外にも退屈だった。遺族の方がいるのに本当に申し訳ないが、そう思いました。大体のシリアルキラーは自分が悪魔に映る絵とか、化け物が追ってくる絵。幻覚の再現など、どれも脅迫的。安っぽくまとめてしまえば、「追い込まれた心境が現れたもの」

1つ1つの絵を見てから1人1人の人生を読んだところ。そういう絵を描く者は大体幼少期に過酷な虐待を受け育った者。殺人鬼はパッと生まれるものではない。社会が作るものだ。そう思ったし、これは重大な問題です。感動というよりも逆に考えさせられました。

その中で1つ僕の目を引いたものは、チャールズマンソンという人間のこの絵。

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決して殺人鬼そのものを賞賛する訳ではなく、シンプルにいいデザインだと思った。彼はカルト指導者であり、ドラッグ狂いのヒッピーでもあったそうで。他の殺人鬼とは一味異なる、ある意味ロックな人間だったそうです。実際音楽家でもあったそうで、、。賛否両論になりそうですが、敢えてロックと言っておきます。何度も言うけど、殺人を賞賛する訳ではないから。ただ、彼の人生が映画になったりとカルチャーを作ってしまった点で個人的には本物のやべえ奴だということを認めざる得ないです。

 

みんな実は密かにセレブやスポーツ選手と同じくらい奔放な「やべえ奴」に憧れがあるんだろうなって思います。現にシリアルキラー展なんかあるんだし。

僕も最初に言った通りやべえ奴大好きマンの1人。なれるかは分からないけど、むしろなろうとした時点でダメだから、本物だろうと半端者だろうと肩肘張らずに思ったことを叫び続けられるよう生きていくだけです。。

 

平成も後2ヶ月を切ったのかな?

まあ次の元号がやけに画数多くてイカついDQNネームみたいな「やべえやつ」になったとしても僕らの生活には何の変わりもないでしょうから今日も頑張っていきましょう、、!

僕の拙著を読んで頂きありがとうございました。最後に僕が「師匠」と呼んでいるおバカを飛び越えて芸術的な「やべえ奴」にふさわしいバンドを紹介して終わります。

 

Bloodhound Gang - Foxtrot Uniform Charlie Kilo

https://youtu.be/JZpxaiNV_sM

 

 

元バンドマンの方がリッチなこの世なんだぜ 。。

昔からコンディションを整えるのが大の苦手で陸上は喘息。そして今歌は喉の調子の波との闘いの日々です。RAYです。

ブログの更新週一くらいでやりたいなあというか、そのくらいのスパンで鬱憤溜まるだろうなあと思ってはいたのですが、、笑

久しぶりの更新になりますね。前回の記事僕は嫌なやつかもしれない。 - 1996年のピンボール。からの1月下旬。僕は音楽活動について悩み、思い通りにプレイできたのか分からなくなったこともあれば、すっかり忘れていた来年の命運をかけた学年末試験で再再々履修のフランス語を死ぬほど勉強して「勉強ってこんなに嫌な気持ちになるのか」と22歳にして発見したり、試験が終わればめちゃくちゃなパーティに何回か巻き込まれ、または突っ込んで。終いにはインフルエンザにかかり、Netflix三昧。バイトはキャンセルして日々ニート生活からの給料見込みを計算して、ざわざわ…となったり。もう散々なのか楽しかったのかよく分からないけど大変な日々でした。。あととてつもなく気分転換したくて髪染めたし。

あと最近。このブログが生まれる「眠れない夜」の他にも「嫌いな時間」があることを発見しました。

ズバリ朝まで飲んだ後の昼下がりですね。特に朝まで続いたライブの打ち上げの後の。

あの違和感には耐えられなくなります。

自分は昨日カッコよかったのか?とか。人生このままでいいのかとか。醒めた考えがよぎります。電車でふと10分くらい寝た後に目が覚めて妙な虚無感が襲ってくるアレとも近いかもしれない。

だから曲が生まれてきてくれる瞬間は眠れない夜と妙に醒め切った昼下がりです。言わば試練のようなものです。

 

話を戻すと。僕は年明けから2月まで迷いの中で歌っていました。僕らにとってメンタルはかなり重要なファクターの一つです。僕らみたいなバンドは心で闘えなければただの騒音になり得るから、、笑

多分前回のブログの内容。「音楽で食うとは」にかなり向き合っていたからかなと。ずっとアルコールが残ったまま目覚める昼下がりの気まずさのような毎日だったような。初披露した新曲も初めてデモを作らずに4人で組み立てていったし。とにかく不安でした。色々。

 

これを書いているのは2/17のライブ後の帰りの電車なんですけど。今日は楽しかった。胸をお借りできた。少年漫画じゃないけど、周りが強ければ強いほどワクワクします。昔のある日の感覚と同じだった。

恒例の陸上トーク失礼します。

中3の最後の夏の都大会まで、僕は偉そうな言葉を使うと「スランプ」でした。一気にタイムが伸びたのが中2の夏で。そこから一流になることを一気に意識しました。

タイムを縮めるために。雑誌や本を読んで自分でメニューを作り、最初の一周のラップタイムで何度も400mを走って身体に叩き込もうとしたり。レースも時計を付けてラップタイムを確認しながら走ったり。徹底的に数字で自分を管理しようとしていました。

そこからの秋の都大会は妙なプレッシャーで元々毎年秋頃に軽く出る喘息の発作がかなり酷く、まともに走れない日々。結果もボロボロ。

大した選手では無かったけど。走ることは自分のアイデンティティだったから毎日悩み。中3の春にやっとそれなりに自己ベストを更新したものの、違和感があり。タイム関係なしに自分の走りをさせてもらえないような感覚。

そして迎えた最後の夏の都大会。予想以上に専門の1500よりも800が速くなっていたので、800に照準を絞って挑みました。

結果は奮わず組の真ん中くらい。しかも、合流地点(800mは120mまで自分のレーンを走り、そこからオープンコースになります)でコーンを通過する前に他のコースに跨いだため失格。タイムさえもらえない始末。「まじか」って感じでした。でも翌日には記念出場くらいのノリだった1500mが控えていて、僕はある意味汚名挽回というか何はともあれ走らせてもらえるということに心が幾らかは救われました。

そして翌日のレース。僕は腕時計を外しました。吹っ切れました。少しくらいは目立ってやろうと思いました。

「どうせ俺より速いやつは組にいっぱいいる。ならば時計なんか投げ捨ててそいつらと真剣勝負してやろう。スタートで飛び出して接触してビビるやつは雑魚だ。そんなこと気にせず走るやつらと舌打ちして俺を突き放そうとするやつらと闘ってやる。」

僕は時々弱っちいくせに輩の思考回路が働きます。ピストルが鳴ってから僕はがむしゃらにダッシュした。驚いたことに自分の前を走る人はいなかったから、そのまま突き進みました。

ラスト一周通過地点を過ぎたあたりで数人に抜かされたけど、気にせず突っ走った。めちゃくちゃ楽しかった。

結果は組20人ちょっとの中5位くらいだったかな??でもベストを5秒くらい更新して自分でもビビりました。「え、俺やれるやん。。まじか」って感じでした。その日から受験勉強中心にシフトしたから事実上最後の真剣勝負だったけど。あの日人生で一番楽しかったことと、何故か心にモヤがかかるような感覚。一生忘れません。

「自分は狙って。数字を重ねて。成果を出せるほどの力もなきゃ頭もない。何故こんな簡単なことに今まで気づけなかったのだろう。」今でもその呆然としたような感覚が頭にこびりついています。その感覚が頭にある限り、まだまだ燃やし切れてないんです人生を。

 

だから今日のライブはその日を思い出しました。理屈抜きで闘わなきゃいけない時に力を発揮するというか。設定ペースなんかぶっ壊してトップを狙いに行く感じ。

そして今日もモヤモヤしています。充分楽しくやれたのに何処か引っかかる。単純にレベルの差を感じたというか。。まだまだ全然燃やし切れそうにないです。

 

改めて一つ教訓を得ました。

この教訓を「どうせ俺なんかより強い奴はいっぱいいる。だから理屈なんかじゃない。トップ狙いに行かなきゃダメだ。」精神と名付けたいです。

 

だから仮にバンドマンとして成功を収めてもタイトルにある通り、「元バンドマンの方が100万円ばらまいてるし。よっぽどリッチになる世の中なんだぜ。。(彼女に関してはノーコメント)」と自らを律し。永遠に飢えていたい、、笑

別に金持ちになることが人生の目標ではないけど。

 

常にトップを狙うコンセプトでいけば常にコンディションを整える努力も今以上に出来るし。あと自分のために楽しむのを忘れないことですね。。とにかく強い人とやり合うことが一番大切かと。少年漫画じゃあないけど。

 

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色々なことを教わってます。バカなりに。

今回はストレートな内容だったので書き終えてめちゃくちゃスッキリしてます。

今回もお付き合いありがとうございました。

 

PS ノラくん写真見切れててごめん

僕は嫌なやつかもしれない。

NOHALAギタボRAYです。

今回は最近の日常のカオスを赤裸々に書かせて頂きたいです。

 

で、タイトルね。今更かよwって思ってる方もいるかもしれないです。でもこのタイトルは決して自己憐憫的ナルシズムからではなくて、ぼーっとしていてよぎってきた考えです。ごめんなさい実際は少しそうかもしれないけれど少しだけカッコつけさせてくださいね笑

 

最近引っかかることがあまりにも多い。

ある方に言われた言葉「音楽で食うって何だ?説明してみろ。それが即答出来なければお前はまだそれを理解してないってことだ。」

分からなかった。

「音楽で食う。」

分からない。分からねえよ。マジで。

ということで年齢関係なしに自分の尊敬できる人と会った時に聞いて回った。「音楽で食うって何ぞや」と。

返答はみんなそれぞれだったけど、それはみんなそれぞれの「お茶の濁し方」だった。

「俺もまだまだだし本当に売れてみないと分からないな〜」とか、「でもその人は食えてるのか?」とか、「そんなことよりタバコ持ってない?」とか。。笑

バンドマン視点で端的に言えば、需要があって。音源・マーチの売り上げとか、ライブの売り上げがそれだけで生活できる水準に達するだとか、ミュージシャンとしてバックで演奏して稼ぐとか色々定義できるけど。腐ってもロックというカウンターカルチャーを担っている端くれとして僕はそれ以上が欲しかった。

賢く生きていくほどの頭もルックスもない。せめて唯一無二オンリーワンでありたいとのたまうワガママ坊やが僕だ。それが正解かは分からないけど、死ぬまでそうありたいとは思ってる。というか理想像なんです。それが自分のベストなスタンスだと思っている以上それで結果で示すしかない。

 

そんな僕も本当にありがたいことに食える食えないは関係なしに「音楽で生きている人たち」と一緒にやらせて頂く機会をもらえるようになった。そういう機会が僕の意識を締め上げて、強くしてくれている。

「売れてみなきゃ分からない」ってある意味正解かもしれないと思った。僕にしても機会をもらえなければ永遠に漠然としたイメージのまま根拠のない自信のみがこの手にあったかもしれない。「いつか、いつかは」ってずっと死ぬまで繰り返していたかもしれない。

今はほんの少しだけど、経験と覚悟が入り込んできたと思う。覚悟あるバンドマンたちを間近で見て、自分の弱さを直視した。でもヒヨッちゃったわけじゃない。ワクワクした。同じ土俵に立たせてもらえてることに。

そういう出会いに感謝しています。特にSTUDSの皆さんには企画に出て頂いたり、本当に良くしてもらいっぱなしの2018年だった。

そして「音楽で食うとは」と聞いてきた方も僕に何らかの期待を持って語ってくれたと拡大解釈させて頂いております。。

 

いいライブを観させてもらうことも増えた。

この前は10代から立川などでお世話になっていたWAFYのデモ発に行った。もう今までのイメージしていたWAFYはそこにはいなかった。

MCでも言っていた通り、WAFYのステージは自分の「芸術」を一生懸けて追い求める旅だった。

ボーカルの新さんはいつも、最後の曲を歌い終えると何も言わずひとりでにステージを去る。

僕には到底真似できない。真似したって何の意味もない。それは僕の解釈なら新さんなりの「音楽で食う」だから。

結局、軽いノリで聞いてみたって誰も教えてくれしない。その人のステージを観ないと「音楽で食う」なんて分かりっこねえって思った。

だから自戒の念も込めて、気になるバンドのライブには積極的に行くべきです。その人なりの哲学が現れるから。それが感じ取れなかったらそいつらは偽物だと決めつけるのもライブに行った人の自由です。

バンドは常にジャッジされるものです。これは大好きな小説ロッキンホースバレリーナ - Google 検索にも書いてあります。哲学と言うと堅苦しいけど、終始バカなのも終始意味わからないのも哲学です。それはどこまでも自由で良いんじゃないでしょうか。犯罪はダメですけど。。

 

あ。僕は嫌なやつかもしれないって思ったキッカケですけど、ヘラヘラ「音楽で食うとは」について聞いて回ったことに対してでもありますが、もう一つ。

この前、一応学生である僕があまりにも大学に無関心で卒業のために必要な単位などを整理するために藁をも掴む気持ちで学生相談室に何となく入ったときのこと。

迎えてくれたのはまだ若い素朴な新人の心理士の女性。応接間に通されて、何について悩んでるのか用紙に記入してから相談が始まる。勿論現実的な単位についての相談が主旨なのだけど、何となく話がしたかったから進路についても悩んでいると記入してみた。

程なくして話を始め、「実は私は学校のシステムについては詳しくないのだけど、出来るだけ力になりますから」と一緒にシラバスを持って調べてくれた。中には既に知っていた内容もあったけれど、真摯な姿勢に心を打たれたので調子を合わせて知らないフリをした。「教務課に行けばいいのだけど、いきなり行くのは勇気がいるよね?」と気遣ってくれたからいつもより1.5倍気弱な自分を演じた。

決して偉そうな様子も見せず、謙虚な方だったから人として好感が持てたし、やりづらさはあれど、心地よい気まずさではあった。

一通り頭を整理できたので引き上げようとしたところ、進路に悩んでいることについて聞かれたのでしどろもどろながら答えた。要所要所でメモを取り「〜だから悩んでいるんだね?」と確認してくる。

僕は知っている。それは「傾聴」と呼ばれるカウンセラーのテクニックの一つのようなものであると。そして、それと同時に昔の記憶がフラッシュバックしてやって来た。

話すと長くなるので簡潔に言うと、僕は昔から「問題ある子供」の扱いをされてきて、ずっとカウンセリングに通わされていた。そしていつも「〜なことがあると嫌な気持ちになるんだね?」と「傾聴」されてきた。そして一定期間経つと、教習所の運転適性検査のようなテストを解かされて、「お宅の息子さんは多少能力にバラツキはありますが、個性の範囲ですし何の異常もないいい子です。」と言われて母さんとトボトボ帰路に着いた。それで終わり。でもまた学校で問題を起こしてカウンセリングに行けと命じられる。その繰り返し。

普通の子よりは多少「アクティブ」だったろうけど、ぶっちゃけそんなに生き辛さを感じたことは無かった。正直全力で拒否すれば行かなくても良かったのかもしれない。でも、カウンセリングに通うことはさほど苦痛ではなかったし、むしろ趣味になりつつあった。

僕は天邪鬼だからたまに絵を描く療法(家を描いてみてとか言ってその絵で自分の無意識を観る狙い)では、わざとグチャグチャに描いたり、火事で燃えて取り残された人が必死に助けを求めている家を描いたりしてカウンセラーを困らせたし、最悪なガキだった。でも、本当に困った時カウンセラーに真剣に相談したこともあったし、とにかく甘えていたんだと思う。

ある日カウンセリングの一環として、ある大学の心理学の教授とお話しすることがあった。当時13歳くらいの僕はまた何となく「クラスのやつら全員が嫌いだし教師も全員死ねばいいと思う」と思ってもないことを言ってみた。

すると、教授は驚きもせず、「何故嫌いなのかな」と聞いてきたので、細かい校則を守らせることに必死だからとか、委員会の選挙に教師の裁量で不正があったこととか。今度はなるだけ真剣に答えた。

そして、そんなみんながみんなガチガチになったルールを守り、投票という民主的な手法を取りながらも結局、波風立てない生徒が教師によって選ばれる予定調和のような雰囲気が漂う共同体は危険だと思っているとも。

教授は「君は2割の人間だ。世の中には2対8の法則がある。8割の人は今まで通りのルールを守ろうとする人たち。そして残りの2割はそれの悪いところを見つけて壊そうとする人たち。君は秩序を守る8割の人間に感謝して。誇りを持って言いたいことを言いなさい。

大切な時、ケンカできない大人は信用されないからね。

あと、君は死ねばいいと言ったが本当にみんな死んじゃったら寂しいんじゃないかな?」と話してくれた。この言葉が今でも忘れられない。僕は結局カウンセラーに助けられてきた。

 

また悪い癖が出て、大学のことで心配してくれているカウンセラーさんを「僕は甘ったれているダメ人間なだけで僕自身が解決しなきゃどうにもならないと思う」と突き放してしまった。カウンセラーさんには「ヤバくなったらいつでも来てください。私はあなたがとても心配ですから。」と言われて、それを言われたいが故なのか、本心なのか自分でも分からない。

僕はいつもカウンセラーに対して半分甘えて半分真面目だ。いつも中途半端で自分にうんざりする。嫌なやつだなって思う。

 

僕は「傾聴」が半分好きで半分大嫌いだ。

 

僕はカウンセリングを受けなくなってからも、何かあるたびに試しに相談室というところには通ってみている。半分真面目に、半分サイコロを振るような気分で。

ありったけ話すと今度は何だかバカらしくなって、切り上げてしまう。終わってみると半分すっきりするけれど、半分虚しくなる。

例えが悪くて申し訳ないけれど、身体だけの関係のような。寂しくてヤケクソで入ったピンサロのような。彼ら彼女らを半分人間として、半分医者のようなものとして見てしまうから。

 

そうやって、煮え切らない気持ちで過ごしているのはまだ僕がカウンセラーさんに、人に甘えているから。ヘラヘラ答えを聞けば教えてくれると思っているから。

カウンセラーもバンドマンも「仕事」にその人な本質が現れる。そういう姿勢で考えることが出来れば僕は不貞腐れずにもう少しだけいいやつになれて、もう少しだけ前を向いて歩けると思った。

乱暴な持論だけれど、好きなバンドに対してもカウンセラーに対しても、100パーセントで思いの丈をぶつけてみて、それでもって自己解決、解釈へ向かうってのが本筋かと最近思えました。なかなか難しい問題かもしれませんが。

 

最後に僕が虚しさを感じる時のBGMを紹介します。

相変わらず90年代ですみません。

これ100パーセントの熱量が詰まってます。

マイナスをプラスに変えてくれる感じがたまらなく好きです。歌詞を読むには全く解決してないかもしれないけど。。笑

怒りをここまで昇華している時点で素晴らしいと思います。エモの権化です。是非。

 

今回も長い文章にお付き合いありがとうございました。