1996年のピンボール。

NOHALAのギタボ。RAYのブログ。

書き初め。

RAYです。

2024ブログ初投稿です。一発目からちょっと踏み入った内容ぶっ込みます。

 

NOHALA活休から大体3ヶ月。

僕の現状を気にかけてくれている方もありがたいことにいるので、、少しずつこの場で色々なことをお話し出来ればと思う。ポイしないでね(古い)

 

まずNOHALAについて。

大切なことだから少し時間を置いてから話そうと思ってたけど。今でも正直話すのは乗り気では無いです。

もう経てきた日々全てが僕の身体になっている感覚なので。そしてそれがまだ僕の中で生き続けているので。解散した訳じゃないし。

全国ツアーを回りまくった訳でもないし。

サマソニも出てないし、華々しい活躍をして来た訳では全然ないけど。

自分の出来る限りの力を注ぎ込んできたから。

今まで思い返してきてやっぱり幸せだったなあと思うし、はやくまたライブしてえなあ。

それだけです。解散した訳じゃねえし。

 

説明すると長くなってしまうのだけど。

今回の活休はベースきんたの脱退に際して彼無しでNOHALAを続けることはありえないというシンプルな結論からでした。

音楽性とか色々考えて変えた時も僕らは腹括ってきんたにも自分の人生ベットして費やしてきた。その重みがあった。

きんたも彼なりの人生の悩みの中で踏ん張ってくれていたので様子を見つつ頑張ったけど。残念ながら徐々に活休に向かって行ってしまった。

僕はそんなメンバーのペースに合わせながら頑張っていいキッカケを掴むまで耐えるんだと考えていたけど、正直クッソ惰性だったと思う。

ぶっちゃけると下手したらきんたより先に僕が辞めていたんじゃないかと思う。

 

2023年は企画を打つことが出来て新曲も出して。対バン仲間にも恵まれて他にもお仕事を頂けたり、ライブは毎月ちゃんとやってたしコロナ明けからガッと加速する前の準備段階としては順当に行ってたんじゃないかと思う。

その中でじゃあそのまま進めるのか?って問いに対して僕は曲作ったり、応援してくれていたライブハウスの方や周りの人と関わってレールは敷いたつもり。だけど2人の背中は押せなかった。

僕も正直しんどかったから。

理由はうまく言えないけれど、何か一つでも崩れたらNOHALAは崩壊するという予兆を本能で感じていた。そういうムードで未来について話し合えない活動は辛かった。僕がそれを一転させることが出来れば何か良い結果に繋がったのかもしれないけれどその力が出せなかった。といった感じです。

 

もう一つぶっちゃけで。

その環境からなのかは分からんけど、去年はずっとライブの初っ端1曲目の途中ですぐ声が枯れてしまう謎のイップスみたいな症状に苦しんでた。ライブになると背筋が凍るような感覚に陥って練習の時のような声が出せなくて意味わからなかった。

通ってるボイトレの師匠に見てもらっても身体の損傷によるものではないと言われて原因は分からず。その代わりにフィジカル面の対策として力みやすい背中から首周りのストレッチを導入した。それは今も毎日こなしている。

メンバーにも事情を話して理解してもらった。

そうして自分なりに対策を整えた上で挑んだ8/30の下北沢REGでの企画。リハで速攻声枯れた。サビのキーが出ない。これで本番迎えたらどうなるんかとすんごい焦ったけど。きんたの脱退はバンド内では決まっていたので、これが人生最期の企画かもしれないと思うと、もう枯れても関係ねえわと思えた。出番前にひさくん、きんた、ヒロムにそれぞれ10回ずつ今までありがとうと言ってステージに上がったら普通に歌えた。意味分かんなかった。やっぱ心因性なのかな。ありがとう10回効果もありえる。それ以降何とかライブをこなせたし、12月にソロで弾き語りさせてもらったときもまあ問題無かった。

 

そうしてやり切った後に、イップス的症状がかなりしんどかったし、8/30のライブは自分の人生の記憶に深く刻まれる幸せな1日だったし。NOHALAに対してはもうここらで満足するかあと思い掛けた。

ひさしも同じようなこと考えてたらしく。実際解散しちまうか〜って話した(ゆるい)

でも結局、何故かはまだ言えないけれど。有難いことに活休という選択でバンドの命を保つことが出来た。

 

NOHALAの活休は残念だけど、僕はお陰で今客観的に自分を見直す日々を送れているし心を少し楽に肩の力を抜いて生きられている。と思う。実はカラオケすら行きたくなかったけど、この前遊びで行ったら楽しめたし何とかなりそうだ。

 

脱退してしまったメンバー達全員にリスペクトの念があるし。音楽続けている辞めた関わらず、これからの人生全力で応援したい。

きんたはNOHALAを変えようと本気で向き合ってくれた。彼のステージングには本当に圧倒された。この場を借りてもう一度。「ありがとう」

 

NOHALAに人生を賭けてきたと言ったけれど、所詮バンドなんて人生を賭けたサイッコーの遊びなんだから楽しんでやろうと思う。

他にやりたいことも無い。また会いましょう。

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一緒に遊んで下さいね。

 

RAY