1996年のピンボール。

NOHALAのギタボ。RAYのブログ。

ボクナリノインタールード「フォーリンラブ」

お久しぶりです。RAYです。

NOHALAの方では、8/30の企画を無事終わらせて9/10のライブも楽しんで。スタジオとお仕事を頂いて何とかやっております。

ブログの更新自体少し空いちゃったし。企画とかのことも皆さんに御礼を込めて書きたいのですが、僕なりの然るべきタイミングで更新させて頂こうと思います。

とりあえず連載とか言っといて切れがちなので今日も8月上旬に出したミニアルバム「ボクナリノインタールード」について。

インタールードは間奏という意味で、これまで1発1発全集中でNOHALAの曲書いていて、でもやりたいこと全て盛り込めていた訳では無かったので、代わりのストレス発散目的なんだけど。思い入れは強いから、1曲ずつセルフライナーノーツを書いちゃおうと思う。の第3段!

今回は「フォーリンラブ」について。

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フォーリンラブ

フォーリンラブ

  • RAY
  • インディー・ロック
  • ¥204

 

▪️ジャケ写「内村祐貴」

日頃からライブ写真でお世話になっているカメラマンうっちーこと内村君にこの写真を撮ってもらった。uchimura yuki (@ucmryk05) / X

内村君は普通にプロのカメラマンなのだけれど、カメラを通じて表現を追究する人間で、彼のやりたいことをこんな僕でよければぶつけてみて欲しいということでスタジオに集まり、最初はシンプルなアー写を。僕のXのトップ画になってるやつ。リンキン・パークを大音量で掛けながら「舐めんなよ!?」て感じのオーラ出してという注文。普通に素材(??)とうっちーの腕が良いので良いの出来たけれど。もうちょっと考えるかあということでちょうど作っていたフォーリンラブのデモを流したところ、「これは青だ!!そして宇宙だ!!」とうっちーが閃いた。音楽とビジュアルが交錯してイマジネーションが生まれる素敵な時間だった。

 

▪️ボクナリノインタールード&フォーリンラブについて。

この曲はブリブリで書いた。
これ以上のコメントは控えさせて頂きたい。


ところだが、、堀田君(ディメトロ首領)ディメトロ首領 (@HiT_golila13) / Xがマジで良いドラム叩いてくれた。それだけでも十二分の価値がある。もう録り終わって全トラック完成したのを聴いただけで満足してしまってそこからの行程はひたすらめんどくさかった。
というか、ミックスもマスターも省いてそのままぶっ放してやりたかった。80sのニューウェーブサイケデリックロックをやるつもりだったのにパワーポップの顔がチラリと見えるし。ただ、ドラミングは本当に生命力と躍動感があって。だから何かをパクったつもりは一切ない。あ、嘘だ。マドンナの有名な曲パクった。デデデデってキーボードベースから始まるやつ。

Like a Virgin

Like a Virgin

  • マドンナ
  • ポップ
  • ¥255


敬愛するバンドマン。大槻ケンヂ氏の言葉で、性行為の描写を書いたところで皆同じようなものになるというものがあって(なら官能小説ってどうなの?読んだことないから分かんない。)何となく納得はしている。僕も陳腐にならないようには頑張った。例えとして出しただけで性行為ではないが。ブリブリを。開放的なパーティーを。どう料理するか。
結局はブリブリで書き殴っていた散文詩と当時の状況を書いたレポが手元にあったので、それをセパレートさせて、散文詩はそのまんまボクナリノインタールードに。レポは少し色を付けてフォーリンラブに還元された。


後日レポを素面で読んで。ああ、愛に包まれていたんだなと感じたので。フォーリンラブと付けた。もっと地球に優しくせねばと思った。これも陳腐な表現か。インタールードの散文詩はそのまま使ってる。ので自分でも意味がわからない。リズムが悪いなと思ってるけど録り直さない。2回語るにはこのポエムはとても恥ずかしいものだからだ。自分でもキツい。

 

これ読んで「は!?」てなる方はその空いた口をそのままにしておいて欲しい。カメラマンのうっちーとも長い付き合いになるが、撮影した日にお互い出会った頃から何とか生き延びたなあと話した。クレジットカードを3枚くらい作って上限目一杯使って半年くらい無視していると社会的に骨折する。そしてそれはリアルな複雑骨折とかよりも完治に時間がかかる。僕は全治3年くらいはした。どの口が!?ってなるけど僕含め皆さんも出来る限り真っ当に生きるべきだ。ただ、あまりにも僕の周りは騒がしい喧騒に包まれていて色々なことに巻き込まれた。そして、その殆どが空っぽであることを後に学んだ。

若さとは空っぽなのである(キリッ)

僕はちっぽけな一庶民として日々労働し、日々曲を書いて演奏している。時々喧騒に塗れた日々を思い出しながらこんな曲も書いたりする。それが生き甲斐です。

 

アルバムのストーリーとしては、「そぞろ歩き」で始めた旅から「透明怪人」で一見安直な悟りを得たかのような主人公が後からしてみれば無味乾燥なパーティーに首を突っ込んでニヒルにハチャメチャしている感じ。ここからあと2曲。どうなっていくのか。ここまで読んでくれたコアな方々。続きをお楽しみに。今回も長文にお付き合い頂きありがとうございました。

 

RAY