1996年のピンボール。

NOHALAのギタボ。RAYのブログ。

今日は少しぼやく

RAYです。今日は少しぼやきます。

 

この前バンドやってる友達がそのバンド抜けて。

ちょい心配だったから時間作って色々話したのですが。何があったの?と聞くと。

「メンバーが感情論というか精神論ですごい追い詰めてきてさ、、合わなくて辞めたんだ。」

と彼は言うので、オイ何かすげえ既視感のある光景だなぁ、、ってなっている僕がいました。

 

と言うのも僕は行き過ぎたポジティブシンキング(とでも言えば良いか?)で友達を無くしたことがあって。

幸い過激ポジティブ化したのは僕ではなかったのですが、友達の方がそっち側に持ってかれてどんどん...という感じでした。

すげえぼんやりと表現しているのでサッパリかも知れませんが、周りにもそう言う感じの人というか、風潮かな?たまにありませんか?

意識高い系とか煽る人もいるのかな?

 

マルチ商法とかそういうのはまあ人を本気にさせる手段としてこういうマインドコントロールを用いるのですごい顕著なんですけど。タチが悪いのがね、間違っちゃないんですよね。ポジティブ!

むしろ見習わなくちゃならないことも多い。

僕みたいな人間は特にね。

 

僕が過去に追い詰められた時は

「目標を持たないからお前はダメなんだよ」

「泥水をすすれ」とかもう散々言われましてね。

 

ちなみに泥水は小学校の頃、大嵐の日の昼休みに誰よりも目立とうとして服を全部脱いで水たまりにダイブして勢い余ってすすったことあります。

苦かったです。絶対すするもんじゃないですよ。

 

泥水は言い過ぎだとしても。目標を持って取り組む。これ大切です。

過去。無軌道に生きている僕に仲間が腹を立てた。それだけなんです。僕も浅はかだったと反省する面もあります。それでもね。色んな人と出逢い別れ時が過ぎる中で相も変わらず僕が歌を歌っていること自体には何の理由も目標も無いんですよ。

これは本当に変わらないな。ただ、生きることと同義でそれ自体に意味を求めるものじゃないんだと思います。

ただ今、僕にもその上で目標があって。それは

目の前の人を楽しませること。

もっと多くの人に曲を聴いてもらうこと。

死なないこと。

誰一人死なせないこと。

 

色々横道にそれたけど、僕はYoutubeで上位ランクのホストがみんなの前で「目標を大きく口に出してそれで自分にも圧をかけてそれで俺は目標を達成した。」と語るのを見て

その通りだって思ったし、結果を出す人間の思考だと感じた。僕も冷めているというよりは熱しやすい男だから、よし僕も頑張ってみるか!と何故かホストに元気を貰ったりした。

 

だからこのモヤモヤに結論を付けるとすると。

正論というか正攻法。ポジティブな気持ち。

これ自体に罪は無い。

悪いのは、これを洗脳に悪用する奴らだったり。

特に僕らみたいな夢を持った人間が鵜呑みにして騙されてしまうことなんだ。でしょ?

 

哲学者のニーチェを久しぶりに調べて。

彼の定義する「ニヒリズム」(ニヒルとかよく言いますよね。ちょっと一言では難しいけど)とは、信仰するものを失い、絶望に明け暮れた人の姿を指すそうですね。

「神は死んだ」っていう有名なセリフもあります。何故ニーチェを出したかというと。

あまり一般の人間が熱心に神を信仰しなくなった現代においても。ポジティブシンキングは一種の宗教としての姿を見せ、すがりつくような人がいるように感じるからです。

 

これがダメだとか言うと例え話で出した宗教も関わってきそうだしかなり複雑な話になってしまうけれど。

僕は、色々考えた結果。やっぱりニュートラル(ポジティブすぎずネガティブすぎず)に生きようということになりました。

 

僕の大好きなゲームの真・女神転生には、主人公にロウ、カオス、ニュートラルと3属性の変化があって。簡単に言うと、

天使サイド、悪魔サイド、どっちでもないサイドのどこに位置するか自分の行動で変わってくるというゲームシステムなんだけど。天使の言う事を聞いて正義を進み過ぎてもディストピアみたいになるって皮肉たっぷりのゲームで本当に性格悪い大好き、、。

僕や友達が追い詰められたのも似てないですか?

あまりに正義が強いと自分以外の不正義が全く許せなくなる時もあるんだと思います。

だから僕は悪人にならず、正義のヒーローでもなく。あくまでもポジティブに盲信せずネガティブに浸って絶望せず。要するに自分の頭で諦めずに人生を戦おうということです。

 

こんな結論を書いた本があったとしてもお金出して読もうとは思わないだろうな。だから、世の中過激なものがクローズアップされがちかもしれません。バランス取るもあえて突き抜けるもあなた次第かもしれない。それは誰にも否定出来ない。

 

僕の大好きなバンドSexpistolsの歌詞の一節をふと思い出したのでこれを締めの言葉とさせて頂きます。どっちでもないというものは時に、何よりも強い意志が必要なのかもしれない。

 

There’s no point in asking you’ll get no reply
Oh just remember I don’t decide

(訊いてもムダだ、答えないぜ
憶えとけよ、決心なんてしねえ)

 

 

 

 

無題

NOHALAれいです。

2022初の投稿でございます。

更新自体も久しぶりですね。

お喋りな僕のだんまりの理由を端的にお伝えすると。

「落ち込んでる時間すら勿体無かった。」

からですね。。笑

(脳内のザコシショウがええやんええやん!と言いながらドラを殴りつける。)

 

というのもこのブログ。寝付けない夜に書くように始めたものでして。幸か不幸か、そんなに悩むことが無くなったというか、自分なりに対処法を得た訳です。対処法としては、先程言った

「落ち込んでる時間すら勿体無い。」

これにつきます。

感情の揺れ動くエネルギーをちゃんと音楽にぶつける。

 

と、聞こえはかなり素晴らしいんですが、現状じゃあ上手く行ってるか?って問われたらねぇ...

この前昔からの友人と飲みに行った時なんて、この話をしたら「じゃあもっとバンド頑張れよ。」とか言われちゃったり、、花束と花火を出した後なんて。曲を5.6曲は書いてるけどメンバーとしてはハマらなかったり。

 

周りを見れば同じような境遇の人間ばっかだし。

仕事とかバンドとか辞めたり飛んだり。

社会情勢は言うまでもなく。

 

だから開き直って一筆書きした「手紙」を年明け頃かな?書きました。全てのくすぶっている僕等へ。

 

花束と花火と違ってテンポもっと早いし、がなり立ててるけど。今度はメンバーも受け入れてくれた。んで、昨日レコーディングして来ました。

 

前回大見得切って、パンクロックとおさらばしたって書いた割に、新体制2曲目は今までのRAY節全開で仕上げます。でも絶対良いモノが出来る。

きっと「勝手にしやがれ」と言うのだろう。 - 1996年のピンボール。

だから概念にとらわれずに、ただ良いモノを拾い上げていければ良いなと改めて思いました。早ければ、がなっていればパンクだ!というのも何か変だし。追い詰められた挙句この曲が残ったのなら、この子がNOHALAなんだなって作ったデモを聴きながらしみじみしたり。

僕が良いと思って。メンバーが良いと思って。

聴いてくれる人が良いと思ったら歌モノでもパンクでも何でもなくただNOHALAの音楽。

それで良いんじゃないかなって。

 

今日はレコーディングの余韻もあり、休みだったので散歩しながらそんなことを考えていました。

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当たり前だけど。前回のライブを通しても。

一本一本お客さんと心から楽しめればもっともっと広まっていくと思えたし。その結果が見える機会が近日中にも来るかもしれないので、心待ちにして貰えるとありがたいです。

新曲もお楽しみにですよ!

 

不器用なりにSNSも頑張ろうかな。

TIKTOKとか、、??

何か変な感じになってたら嘲り笑って下さいね。

きっと「勝手にしやがれ」と言うのだろう。

お久しぶりです。RAYです。
ぶっちゃけて言うと改心の出来である新曲「花束と花火」について考えていることを書きたいと思います。
NOHALA「花束と花火」 - YouTube

 

「言葉に服を着せてあげる」


本当に。今までの人生もこれが出来たらって強く思わされた。本当に本当に感謝している人に何故か酷いことを言ったり。最低なことをしてしまったり。
喋れば喋るほどダメ。
酒も飲めば飲むほどダメ。
飲みすぎたら寝るから少しマシになるかもしれないけど。


僕は花束と花火が完成してまず。
昔書いた「Encounter」という曲を聴いてから花束と花火を聴いてみた。
NOHALA - Encounter - YouTube
直感的にあの頃と何が変わったかが一番分かりやすいと思って。


2曲のそれぞれサビのところ。


Encounter
「失うことを。忘れることを。まばたきもせず向かい合っていたいんだ。」


花束と花火
「記憶は永遠で。今は刹那。打ち上げ花火。侘しさだけが。取り沙汰されて前が見えなくても、目を逸らさずにいたい。」


言ってること同じだなぁと思った。
でも対象と表現が違う。
1人に向かって「分かる奴だな?分かる奴だけ分かってくれれば良いッ!」とスパイクを胸に打ち込むのと、みんなを包み込むようにトスをあげるくらい違う。
だから自然と用途に沿って後ろの音楽が付いてきた。(アレンジ、演奏陣のメンバーには本当に感謝)
それだけだと思った。
確かにこの2曲は雰囲気エゲツなく違うし、僕自身パンクロックという唯一無二の親友であり呪縛から解き放たれてみた結果である。
ただ、僕はパンクロックと決別のために河原でタイマンの決闘をした訳じゃない。
多分一言一句しっかり説明した。鋲付き革ジャンの危ない男を相手に


「かれこれがあってかれこれだから、すまないけど君から一回離れてみるよ」と。


そしたら多分鼻で笑って「勝手にしやがれ」と言ってくれたんだと思う。
最近はギターを練習してみている。当分誰も守ってくれないから。

 

言葉に服を着せてあげることは簡単。
沢山言葉を覚えること。でも少なくても大丈夫。それでもって、周りにどう見えるかを考えてコーディネートしてあげること。
実生活でも相当有用なスキル。
というか皆自然と出来ていること。
僕はというと。学生時代よく先生に言われたことがあって、、


「あなたの発言にはたまにギョッとさせられます。あなたは面白いと思っているようですが。」


そしてそれが時に自分にとっての「センス」に映って見えた。
逆にギョッとさせることは出来るんだから、ギョッとさせる言葉の真逆を選んで話していけば良いし、はなから黙っていれば良い。
それだけなんだけど。
僕には出来ない時があった。そして多分かなり損をしてきた。今でもかなりしている。
良い意味でギョッとさせたいのなら、おそらく前衛アートの域まで言葉を昇華しないといけないが、、半端に尖った結果は嫌われるだけなんだよな。
と自分にこれからも言ってやりたい。
嫌われる勇気と不快なものって見極めるの案外難しい。


花束と花火の歌詞のイマジネーションはある人と話しているときにもらった。
「何故そんなに言葉で自分自身を切りつけるの?」
ふと言われたとき、相手に対して本当に申し訳なくなっていた。僕の言葉は着飾るどころか、何も着ずにただ、自分で自分を切り裂くだけだったのかと。


当面は真っ当な人生を歩むためにカジュアルかつシックな歌詞作りを心がけていきたい。
本気です。

「前衛アート」にはいっぱしのコーディネートが出来てから挑戦してみようかな。
突き抜けるには形を付けてからその形を破るべし。的な

 

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今作から正規メンバーとして加入してくれたベースのきんたにはとてもお世話になってます(1枚目写真右の人)。

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(華のあるステージングが彼の最大の魅力!)

 

曲の作り方も大幅に変えて。歌詞や伝えたいことから話し合うようになって。

孤独な作業から対話形式になって、周りを見て作る意識が芽生えたのかもしれない。

「俺がリスナーの視点で歌詞を見てみる」ときんたが言ってくれたのがとても心強かったし、僕たちの意識改革を促してくれた。

ギターのひさくんもアレンジで更なるポテンシャルを発揮。こんなこと出来たの?って思わされた。本当に器用な男。。

 

活動では今年やりたかったこと。やっていたこと全てスクラップにしてビルドして。

大きすぎた対象を絞って。出来ることから始めて。何事にも言えるかもしれないが。真面目に情熱的にやる程周りは同じくらい見えなくなる。

だからこそ落ち着いて一つずつ、一つずつ。

自信は常に胸の奥にしまって。

そんな感じでこれからも精進します。

そしてメンバーと仲良く暮らします。。笑

宜しくです!

 

RAY

カレーうどん。

人生への落胆が全ての始まりだった。その異なる油と油がマーブル状に混ざり固まっていくような感覚はとても言葉に出来やしなかった。今後も出来ないだろう。


今日、僕の人生にはあまり大きくは関わらないかもしれないが、それでも深く考えさせられることが幾つか起こった。
部屋にいて気が付いたら深みにハマっていた。
とても作曲をしている場合じゃなかった。


いつも何もせず眺めるために行く公園に行って二本タバコを吸っても一向に収まらない胸の重み。
腹が減っていることに気が付いたので帰宅。
「In Utero」のノイジーな音を聴いてカレーうどんを作ろうとした。
珍しく食材は潤沢にあった。
タマネギを適当に切って、豚肉は凍ったまま。
もう面倒臭いから具材をとりあえず全部ぶっ込んで煮てみた。

鍋から具がはみ出た。
カレーうどんの素と麺を見て、2つ鍋を使うマルチタスクをこなすには僕の頭の容量が不足していることをカートコバーンは叫びながら教えてくれた。


ので、煮た食材をフライパンに入れて焼いてみた。
シャンタンに塩に麺つゆにニンニク。
思いついたものを適当に入れてみた。
楽しくなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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気が付いたら豚丼になっていた。
クソ美味かった。


お笑い芸人の永野のYouTubeを見てNIRVANA熱が再燃したのだけど、そこでも語られていた有名過ぎる逸話。
「Smells Like Teen Sprit」がカートコバーンの十字架になったこと。
ライブでもわざとめちゃくちゃに弾いていたり本当に駄々をこねている。邪推で恐縮であるが簡潔に彼の気持ちを推し量るに「何か違う!!これじゃない!!」という感じだったのだろうか。


何にせよカートコバーンは自分の理想ではない姿でスターとして押し上げられ、僕はカレーうどんを作るつもりが豚丼を作ってしまった。
理不尽だなあ。


これから先の日々で今日カレーうどんが美味しい豚丼になったように良い理不尽に巡り逢えれば嬉しい。逆も然りだし。というか人間は基本的に悪い理不尽に目が行きがちだと思うけど。

要するに何が言いたいかというと紙一重なのかもしれない。人生は。


人生への落胆で得た視点を大切にしてあげようと思った。それが僕が最も人の心を突き動かしたいと思わせる原動力となっているから。
皆さん良い金夜を。


RAY

絶賛フル稼働中②

NOHALAれいです。

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愛猫ダニエルさんに癒される毎日です。。

ただ、ペグをカミカミするのだけは辞めてほしい泣

 

さて、今回のブログを始めるにあたり改めてお話しさせて頂きたいことはRAINBOW7RECORDSを脱退した経緯についてです。

https://twitter.com/nohala_jpn/status/1357149542836174848?s=21

発表は先月の2/4なので、だいぶ時間が経ちましたが。。今の心境も含めて話したいです。

 

RAINBOWには2年前の夏から加入し、そこからベースとドラムの脱退。コロナと立て続けに今までNOHALAは踏んだり蹴ったりの日々でした。

その中でも、ミニアルバム「マニック」BIG UP!をRAINBOW7RECORDSからリリースしました。

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そして嬉しいことに、、今でも多くの方に聴いてもらっています!(Spotifyの月間リスナーがいつも多くて自分たちでも嬉し引くレベル)

 

「ミニアルバム!!作るかああああ」というテンションの元、始まった製作もスケジュールの甘いところなどを突いてもらって、曲が増えていって、気がついたら出来ていた。。そんな作品です、、笑

 

ライブもじわじわと出来るようになってきてこれから!というときなのに脱退か、、と客観的に見てそう思われる印象があるとは思います。

 

でも。いや逆に!

甘えのある環境じゃなく、無名であることを深く自覚してそこからどれだけやれるか。

そこからまた始めたかった。

やるならもう一度スタートラインに立って切り替えていきたい。

 

何度も話し合い、オーナーのフィンさんもオッケーしてくれてこの結果に至りました。

 

この場を借りてもう一度。

2年弱と短い間。苦しい状況にありヘタれていた僕たちを奮起させてくれたRAINBOW7RECORDS。

ありがとうございました。

 

フィンさんを含め、レーベルのおかげ話すことが出来た、観ることが出来た様々な人たちと一皮向けた状態で再会できることを目指して進みます。

 

そして僕らは3/31からライブを本格始動させます。

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第一弾は町田CLASSIXにてMACHIDA FUTURE'Sの最終日に出演。

NOHALAの予定時間は21:05〜21:30となっておりますので、是非遊びに来て欲しいです!

チケット予約はこちらから!

https://nohala.jimdofree.com/

 

さらに4/24には

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渋谷JUMPにてTERRASEAとのツーマンライブが決定。

何とこの日僕の25の誕生日です!!

まじで四半世紀弱生きている実感が湧かない

未だにコンビニで年確されるし

思い描いた25歳像なんて社会が何となく指し示したものでしかなかった

ただ1秒でも長くバンドをやりたい

NOHALAは発足からもう3年以上経つけど、平気で何度も終焉の危機を迎えては迎えて、、

それでもやっているのはネーミング元の架空バンド「野原」をこの世に産み出したオーケンこと大槻ケンヂさんの

「ロックに助けられた分、ロックに恩返ししなさい。」という言葉に全て詰まっているのかもしれない。

 

まあ、ただダラダラやっても勿体ないので。

年確してくれるうちに売れます。

オーケンさんも売れたらなお良いと言っていたし。

 

今年はもっともっと良い作品を製作し、ライブし、カバー動画もまた始めて、、

と四半世紀スペシャルでいきます!

皆さんもお元気で。

 

RAY

 

 

絶賛フル稼働中①

こんにちは、こんばんは。

ぬいぐるみと猫が大好きな24歳男。

思いっきりメンヘラのRAYです。

 

皆さんにお知らせしたいことが何点かあります!!製作裏についてもお話しさせて頂きたいです。

 

まずは1/29からNOHALAのBASENOHALAにて配信中の「1st Mini AlbumマニックLIVE STREAMING」

について!!

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編集 ウチムラユウキウチムラユウキ (@ucmryk05) | Twitter
撮影 ウチムラユウキ・ReinaReina (@__reinya__) | Twitter
BASSサポート きんた

きんた(@kinta_ba)さん | Twitter
DRUMサポート ヒロムヒロム (@only_drums) | Twitter

以上のみんなの力を借りて作り上げました。

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もう、、!画を見ただけでワクワクさせる自信あります。音も勿論保証します。

今回の撮影にあたって、僕は今までのバンドマン人生を振り返り。マジで練習しました。

というのも、去年7/12にマニックをリリースしてから色々なことに挑戦し、RAINBOW 7 RECORDSのコンピアルバム「Wake A Pop Punk」の中から一曲「リンドウ」

リンドウ

リンドウ

  • NOHALA
  • ロック
  • ¥255
をリリースするなど、持ち前のDIY精神!!でとにかく作ることは止めずに来れました。

でも、正規はひさしと僕の2人。

メンバー探しもこの状況下の元、なかなか迎えるにあたっての目標(ライブ)もないと難しかった。

スタジオに全然入っていなかったから自分がシンプルに音楽を作って歌う人間である以上の意識が持てなくて。お声が掛かればアコギ持ってどこにでも駆けつけてはいたのですが、果たして次バンドでステージに立つときにどんな顔すれば良いのか分からなくなって。

それで今までのNOHALAのライブを丁寧に思い返して過ごしていたところ、自分たちはもっと力を出せたのではないか?と思い当たるフシが多く。一回この時間を利用して詰めるだけ詰めてやろうって思い立ち、Twitterできんたに速攻アタックして、昔からお世話になっていたヒロムにもお願いして何とか漕ぎ着けることが出来ました。

カッコ良い動画も同等に必要なので、メンバーより一緒に飲んでるかもしれない内村君を経緯とかぶっ飛んだんだけど監督に任命し。昔スタッフをやってくれていた恩人Reinaに撮影の協力を依頼しました。

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テンションが上がったのでタペストリーも作っちゃって、自分でスタジオを装飾してセットにして、、

この文章からしても伝わるかもしれませんが、僕は本当に計画を立てることが苦手な人間です。。次から次へと出てきた課題を克服して、また克服して、、

僕だけじゃ無論不可能だったと思います。

レコーディングエンジニア、動画編集、撮影、バックの演奏陣。

内村君には第三者視点でアドバイスを常にもらったし。れいなはレスポンスが早くてフリーランスとしてとても尊敬出来るし、きんたは謙遜するくせに飲み込み早くて上手いし、ヒロムは難しい曲ほど嬉しそうに叩く変態だし。

ひさくんは昔から本人に言ってるけど、確実に音楽で食える男ですから。一発録りを今回実践して更なるパワーアップ。

皆頼もしかった。。

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https://youtu.be/R-Z8omu9OYA

一曲「音が止まったら明かりを消してくれ」を抜粋してYouTubeにアップしていますので、悩んでいる方はこちらを判断の材料にして頂けるとありがたいです!!

 

そして!今回動画だけでは勿体ない!クロスオーバーして面白いことがやりたい、、!!

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ということで。お酒をいつも教えてくれる兄貴Will×WillのTAKASHIさんにも力をお借りして特典のロンTを作ってもらいました!!

お店に呼んでもらって歌わせてもらったり、遊んでもらったり。

今まで、先輩付き合い(というか人付き合い)が乏しい僕には背中を押してもらえるようなプレミアムな存在です。

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オリーブは左に、バーガンディは右に花が咲く仕様。
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フィットさせるも良し。女子なら特にオーバーサイズだと可愛いかもしれません、、!

当初は2/9締めきりの限定予約販売でしたが、好評につき2/16(火)まで延長させて頂きます。

まだチェックしてなかった人も是非覗いて下さい。商品説明を是非読んでほしいです。

TAKASHIさんの服に対する熱意が伝わると思うので、、!!以下のリンクからご覧頂けます。

個人的に好きなポイントは袖口にひっそりと咲くWill×Willロゴのリンドウの花。

 

WillxWillとのスペシャルコラボレーションセット【WillxWill × NOHALA】"Gentian" Long Sleeve!

🟩Light olive
【WillxWill × NOHALA】スペシャルコラボレーション "Gentian" Long Sleeve Light Olive + マニック LIVE STREAMING 映像 セット | WillxWill

🟥Burgundy

前回のブログあなたは無人島に流されても絵を描き続けますか? - 1996年のピンボール。でも書きましたが、僕は自分の音楽へのモチベーションの源が正直全て言語化できる訳ではないです。

 

ただ言語化できるものもあって、それは僕らが動くことによって影響を及ぼすことが出来る人の存在と、僕らに力を貸してくれる人の存在です。これは確かです。無人島に行っても歌を歌うとは宣言したけど、それは勿論生還してまたその人たちの前でライブしてやるって思ってるからです(ジャイアニズム)

 

昨日には1年ぶりとなるライブ解禁が出来、胸をほっと撫で下ろしている最中であります。。

このことに関してはその2で書かせて頂くので、一旦失礼します。

 

読んで頂きありがとうございました。

 

RAY

 

 

 

あなたは無人島に流されても絵を描き続けますか?

グリーンデイの来日が今年もキャンセルになって、仕方ないし払い戻したチケット代で何をしようかなと考えていた今日の昼休み。

 

「あなたは無人島に流されても絵を描き続けますか?」という言葉をふと思い出した。

誰の言葉だろう。昔ネットサーフィンしてた時に見つけた有名な美大生に対しての命題らしい。

 

昔母親と晩飯を食べていた時。アル中すれすれの母はワインをひとしきり飲むと決まって自分語りを始める。その日は自分の青春について。

 

「いいですか。ここには男もいない。芸術に打ち込むには最高の環境です。そしてあなた方にはそれを充分に謳歌する時間があります。」

 

と女子校の美大を出た母は入学式で学長に言われたそう。

いつも通りほええと聞いていたけど、じゃあテストしてやろうと珍しく自分から聞いてみた。

 

「母さんはたとえ無人島に流されても絵を描き続けるの?」

 

母はしたり顔で書くだろうねぇと言った。後のことはよく思い出せない。

僕の中学の絵画コンクールで代わりに書かせて謎の替え玉受賞した川のせせらぎの絵しか彼女の作品を知らないから、はっきりとイメージは付かなかった。芸術に真摯な母が。

まあそのおかげで僕は何不自由無く育つことが出来たから無責任にそこまで言うなら2.3.4.50代と作品を残し続けろなんてことは言えなかった。

 

ある日祖母がこっそり教えてくれた母の半生。

すごい要約して話すと、母は今より豊かな土地に嫁いだ頃。デザイナー的な仕事を辞めて絵の先生をやっていた。

一悶着あって実家に僕と姉を連れて逃げ帰った時、また絵の先生をやりたかったそうだが、生憎同じ東京都とはいえ田舎も田舎。サバーバンな多摩地区だとなかなか生徒も集まらないから諦めなさいと祖母が一喝。

諦めて前歴よりかなりお堅い仕事に就いて今に至る。

 

酔っぱらうとだいたい「私の人生今まで何も良いことなんて無かった...」と20代前半くらいまでしか許されない青臭いバッドの入り方をするし、常にお前には才能が無いからとっとと音楽を辞めろと言って来るし、普通にキレて良いレベルなんだけど。背景を知っているから何も言えない。というかかける言葉が無い。

最早それは息子ゆえなのか。

 

それでも無人島に流されたら絵を描くと豪語するのは色々なしがらみから解放されたら絵に向き合えるということなのか、この問いの模範解答である世間や周りの評価とかそういうの抜きにしても作品を残す情熱があるということなのかは若干不鮮明になっているけど、僕が論じたいのは後者の方。

 

某ウイルスが引き起こす色々な世の中の問題に音楽業界はモロに直面している。

ぼーっと売れたらこれで食っていけるなあと思っていた平和ボケした頭をバットで殴られたように悲しいニュースを方々で聞く。

1年以上満足な状態でライブできないのは初めてだろうしここまで深刻になるとは誰も考えなかっただろう。

勿論僕も。

 

正直なところ自分的には正規メンバー2人でツアー回る予定だったのがリセットされて少し冷静になったし、その分製作や新しいことにチャレンジしたり影響を受けない立ち回りをしてきた。適当な食いぶちもある。週5で「真人間へ更生センター」に通いながら活動をする日々。

 

でも。こう傍観してるような状況にいると自分が真っ向から闘おうとしていないように思えて情けなくなる時がある。大して力の無いことは重々承知だし、傲慢かもしれないが。

 

音楽ビジネスの在り方はこれを期に様変わりするかもしれない、てか成り立たなくなる可能性もある(ストリーミングは好調なのかな)

 

脳内で祖母の顔した某ウイルスが「諦めなさい!」と一喝。

歴史を学ぶ上で大切なことは、過去の体制に取り付いた者は必ず敗れてきた事実を知ること。

どうなるかは分からないが、世の中は必ず様変わりする。

 

ここで原点に戻る。

クソ無価値で夢とか希望とか理想とか栄光とかが見えなくても音楽やるのか。

無人島に流されてもあなたは歌を歌いますか?

 

僕もしたり顔で歌うだろうなぁと言い切ろう。

じゃあ何でと聞かれても自分でも分からんので、今年製作するアルバムで答えじゃなくても一つの形でぶつけようと思います。

 

戦争が、ラブアンドピースとかドラッグとヒッピーどもとかAmerican Idiotを産み出したなら今度はSocial Distanceから僕らは何を作れるか。

語弊を恐れず言うとワクワクしてます。歴史の瞬間にいることをこんなに自覚したことなかった。

 

今年のNOHALAフルエンジンでいきます。

まずは今月1月下旬に去年から作っていたミニアルバム「マニック」のライブストリーミングを公開します。

https://twitter.com/nohala_jpn/status/1341358166315913219?s=21

来週あたりにはさらに込み入ったアナウンスが出来ると思うのでお楽しみに!

 

そして公開後も更にギアを上げて作る。そして覚悟決めて演る。要するに闘うので皆様どうぞ今後のNOHALAを楽しみに頭の片隅に置いておいてあげて下さい。

 

RAY