こんばんわメリクリでしたね。
NOHALAのギタボ。RAY です。
12月はどうも苦手とです。
寒さが情緒的に感じるレベル通り越して痛いからかな。季節性鬱なんてものもありますね。
まあ傾向として冬はみんな暗くなる季節です。
暗いと言えば、中国では四季に色があり、春は青。夏は赤。秋は白。冬は黒だと。昔どっかで習った。知っている人もいるはず。
青龍、朱雀、白虎、玄武。
中国の四聖獣からとっているわけですね。
① 青春 :16歳~30代前半 学を志す
② 朱夏前半:30代前半~40代後半 身を立てる
朱夏後半:40代後半~50代後半 天命を知る
③ 白秋 :50代後半~60代後半 耳に従う
④ 玄冬 :60代後半~ 矩を超えず
出典http://www.geocities.jp/hpsjh326/h25seisyun.html
まあこっから青い春。つまり青春だけピックアップされて世間に持ち上げられているけれど、中国では人の一生を四季に例えたそう。となると、冬は老いて死に行く様そのもの。中国4000年の歴史お見事です。
つまりカート・コバーンは青春のうちに人生を全うしたんだなあと改めてリスペクト。
まあウンチクはこれくらいにして
僕にとっていい思い出がないです12月には。
今までの人生クリスマスデートで3回どちらかがブチ切れて帰ってます。ギャラガー兄弟もビックリのバックれっぷり。
それほど大切なイベントなのでしょう。気合いが空回りするのかな。
タイトルにあるレーゾンデートルも何度も何度も12月にぶち壊されて来ました。
「あれ、何のために生きてるんだろう、」みたいな。
村上春樹の主人公のレーゾンデートルはペニスらしいですがそんな簡単な話ならとっくに救われています、、笑
最初は15の冬。当時の僕にとってのレーゾンデートルはマラソン選手であり、受験生だったため、少しでもいい数字を叩き出すこと。それだけ。劣等感の塊だった自分を救ったのは特技のマラソンとテストが証明する得点と記録。高ければ高いほど、速ければ速いほど自分が優秀であることをアピールできるから。ちゃんと彼女もいた。リア充でした。しかも調子乗ってた。都大会で予告ホームランならぬ予告1位とかやった。途中まで突っ走った後にボコボコにされたけど。
しかし12月を目前に浮気され、しかもその相手は関東大会出場の野球選手。特技とは言えど僕は市チャンピオン。地区3位。都大会決勝狙いがやっと。どうあがいても勝てやしなかった。必死で受験勉強しても彼女とその男はスポーツ推薦で遊んでる。周りを見渡せば、ガリ勉以外はクリスマスを謳歌してる。僕はイタい奴だったし、数字稼ぎしかしてこなかった。頭から何かが割れる音がした。どうにかなりそうだった。「俺の人生一体今まで何だったんだろう?」これが遅すぎる最初の自我の芽生え。
負けてならぬと必死に耐え、志望校に合格したものの。もう怖くてマラソンは出来なくなりました。だって自分より速くて、強くて。しかも幸せな奴なんて探せばキリがないんだもの。
自分の精一杯の数字を愛するには僕は弱過ぎた。勉強も殆どやらなくなった。
高校には校則が殆ど無かったからウケると思って赤髪で入学式出ました。最初ヤバいやついるぞってハブられてたけど、面白いことしまくったら皆仲良くしてくれるようになった。世の中そんなもんです。
そんな見かけで自分で言うのも何だけど、筋肉質で更に受験太りしてたのでアメフト部の先輩に絡まれて締められそうになりました。
得意のヘラヘラトークで仲良くなったところ、勧誘されたのでノリでアメフト部に入りました。だってアメフトなら学校少ないし関東に出るのも陸上に比べれば、申し訳ないけどチームがある程度強ければ可能。浮気相手の男を見返してやるっていう意気込みで入りました。
あと、本当に弱虫だから自分の根性を叩き直してやろうとも思った。
小柄な体格のハンデを埋めるためにとにかく食べたし鍛えた。気が付いたら今の体重の10キロ以上は増していた。だけど、プレイがダメダメ。球技得意じゃないから。アメフトも別に好きじゃないから。ほぼ毎日好きじゃない部活と学校で時間が過ぎて行くし、毎日すごい怒られたし、バカにされたし、本当に逃げたかったし。レディオヘッドのOKコンピューターしか耳が受け付けないくらいメンタルがイカれてた。ただ負けたくないの一心がモチベーション。「なめんじゃねえぞ。」そんなメンタルがその当時の新たなレーゾンデートル。
そんな感じで12月を迎え。また違う彼女がいました。でもその子は結構頭狂ってて、平気で「あんたは今までの私の彼氏の中でルックスもデートの上手さも最下位。7位。でも私のことが大好きだから好き。付き合ってあげてる。」って言ってきた。高一で元カレ6人かよ。ファ○ク!という感情と共に、また頭から何かが割れる音がした。卑屈な根性で生きている人間がカッコいい訳ないなって感じで。その子とも別れたし、アメフト辞めました。先輩にお前も大分マシになったな。と言わせた翌日に。(それで勝手に自分に勝ったことにした)
もう正直。勝ち負けとか、劣ってる秀でているとかうんざりしました。ただ、ルックスの悪口だけは許せねえからダイエットを始めて、部屋の隅にあった買ったはいいけど、難しくて捨てようか悩んだギターに手をつけて。必死にパワーコードを覚えて。早速曲作り始めて。2.3ヶ月後にはコピバン組んでライブして歌って。小説を読んで、映画を観て。何が良かったのかメモって。今の人生の基礎が構築されていきました。まあ、周りはもっと楽しそうに見えたし依然として卑屈な心はあったかもしれないけど、少なくともそうしている時はとても救われたし、今ではレディースのスキニー履いてるし逆に体重増えないの悩んでいるくらいだし。音楽やってます。
くだらぬ自分語り長くなりまして申し訳ないですが、これは1つの例であり。誰にでも一度や二度はレーゾンデートルの崩壊と再構築が人生にはあると思います。僕もまだまだ赤ん坊同然の精神のため、またぶっ壊れるかも。というか毎回女性にレーゾンデートル壊されるのはメンヘラの証拠かもしれませんね。
今でもそれは大切なコンセプトで、毎年12月には1人で思い出の場所をコーヒー飲みながら3.4時間散歩して感傷に浸り、翌日風邪引きます。気持ち悪いですね。
毎年12月には孤独と化すので僕は呪われているのかも知れない。それを逆に曲のモチベーションに仕立て上げている訳です。
そして今の自分なりのレーゾンデートルは、
「曲なりブログなり。何でもいいから発信することによって周りと自分のバランスを見つめ、保つこと」です。まだまだ人と比べて「はあ、、」となることもあるし。自分を見失うことばかりだけど、表現を通じてそれを客観的に観て、調整していく。その繰り返しなのかもしれないです。そしてこれからはもっとみんなを巻き込む大きなスケールで表現をしていく予定です。GREENDAYのアメリカンイディオットみたいな。社会を巻き込むような作品。
今回はドドドメジャー90sバンドを登場させまくりました。僕の大切なルーツです。
人間にだけ与えられた存在理由を考えるという贅沢は見失うと自ら首をくくるハメにもなる。だから本当に辛い方には申し訳ないかもしれないけど何でもいいので見つけ出す。その闘いこそ我々の意義だと考えています。
僕にしたって別に結果を追うのも、何クソ根性で生きるのも得たものは多かったし、間違ってはなかった。でもそれの悪かったところを乗り越えて来たって言えば綺麗に聞こえるのかな、
で、結局何を言いたいかと言うと、僕はこんな感じで結局捻くれているので、ぼっちクリスマスも幸せなクリスマスも何故か大嫌いです。
この気持ち。
WeezerのTired of Sex
(https://youtu.be/6urTrlgzc_Y)
を聴いてくれれば分かると思います。
最後にも90sしっかりぶち込みました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、良いお年を。
RAY